社会人3年目の24歳が初めて誰も知らない海外で暮らしてみた話
こんにちは!Teyanと申します!
今回は、社会人3年目で新卒で入社した会社を退職し、カナダワーホリを決めた私が
実際の自分の経験をもとにワーホリの費用に関してお伝えしたいと思います:)
この記事を読んでわかることは?
カナダワーホリに必要な準備金
知り合いも誰もいない、言葉も通じない、仕事もない、そんな状態からワーキングホリデーをスタートをする方が多い中で
渡航先でお金がなくなってしまった!!!
なんてことは皆さん絶対に避けたいですよね。
ワーホリを決める前に実際にどれくらい準備が必要なのか、明確にするためにも自分の経験を共有したいと思います。
一般的に言われる予算
ワーキングホリデーで海外に渡航する前に準備しておきたい金額はズバリ
100万円!!!
という記事やサイトを見たことがある人も多いんじゃないでしょうか?私もワーホリすることを考え始めた時に一番最初に見た気がします。
とはいえ、どのサイトにも、国によったり人による、、といった内容で、自分が必要な金額はイマイチピンとこないな、という方も多いんじゃないでしょうか。
そんな中で今回は実際に私が用意したお金の内訳を公開します。
実際に必要だった金額
結論から言いますと、私が渡航までに必要だった金額は
総額152万円でした!!
よくサイトで必要とされている金額と比べるとかなり高いですよね。ただこの金額を見て物怖じしないでいただきたいんです。
なぜなら、私は全く渡航前にお金に関して比較や下調べをしなかったから結果的にこうなった、というのが正しいです。
渡航後にいろいろな方に話を聞くと、自分でもなぜよく調べずに渡航したんだろう、、ちゃんと計算していればもっと自由にお金を使えたのに、、、と思う点も多くありました。
そんな自分の痛い経験を皆さんがしないためにも、細かく内訳と節約できる部分を紹介していきたいと思います!
ワーホリ費用の内訳
さて、早速準備資金の内訳をお話しします!
実際ワーホリを考えている方の中には、自分ですべて契約しよう、という方か、心配だからエージェントを利用しようかなと考えている人で分かれてくると思います。
今回私は社会人3年目、バリバリのベンチャーで仕事をしながらワーホリ準備を進めなければいけないという環境にあったため、とにかく全部エージェント任せ!!その分かかる費用は仕事に集中して稼ごう!!というマインドでした。(この考え方が多額な費用に繋がったんですね、、)
というわけで、まずはエージェント全振りの費用を紹介していきます。
エージェントを利用した時の渡航前費用
費用内訳 | 概算金額 |
片道航空券 | 約20万円 |
プログラム申込費用 | 約15万円 |
学校費用(入学金/授業12週) | 約52万円 |
ホームステイ滞在費(週14食込み)* | 約35万円 |
空港送迎費 | 約1万5000円 |
エマージェンシーデスク | 約2万円 |
ワーホリビザ取得サポート | 約1万円 |
海外旅行保険 | 約26万円 |
合計 | 約152万5000円 |
上記が内訳の詳細となります。
ちなみに、私の渡航先はカナダのアルバータ州にあるカルガリーという小さな街で、夏真っ只中の7月に渡航しています。こういった行き先や渡航時期も金額にある程度影響は出てくるので、異なる地域や国に渡航予定の方は参考程度にご覧ください!
渡航前費用を抑えてワーホリするには
上記の表の中で、「私が今考えたらこの費用は節約できたんじゃないか」という点や「人によっては必要のない費用」をいくつか紹介したいと思います。
それがこちら!
正直ワーキングホリデーの目的や置かれた状況にもかなり変わってくるので、一つの選択肢としてみてみてくださいね!
渡航時期をいつにするのか
ハイシーズンを避けて渡航する
渡航先がカナダの場合は”11月〜クリスマス前”、”1月から3月”が格安時期
まず費用に大きな影響が出てくるのが、渡航時期です!
よく旅行で飛行機に乗る方はイメージがつきやすいと思うのですが、航空券の金額は季節や繁忙期によって大きく左右されます。
上記の表でマークをつけたように、私の場合は片道航空券に約20万円ほどかかりました。
というのも、寒さが厳しいカナダでは暖かく活動しやすい7月から9月が観光ハイシーズンとなるんです。(実際に私も経験しましたが、カナダの夏は空気がカラッとしていて日本のようにジメジメしないですし、夜22時くらいまで明るい日々が続くので最高でした。航空券が高くなるのも納得です。)
私の場合は、①ハイシーズン真っ只中の7月に渡航したという点と、
②円安時期(当時2023年7月)というダブルアタックで通常よりも高い費用になってました泣
ただ、反対にハイシーズンを避ければ費用もかなり抑えられるということ。
よく言われる航空券が安い時期というのは、肌寒さが始まる「11月から12月のクリスマス前」または「1月から3月」と言われています。大体この時期だと片道5万円代から10万円代ほどになるので、かなりの節約に繋がりますね!!!※上記にも記載したようにカナダ内でも行き先によってかなり異なってくるので注意してください。
一方で、実際に渡航後仕事探しを考えている方や、カナダのアクティビティに重点を置いている方によっては逆に冬シーズンでの渡航はマイナスに働く場合も多いので注意は必要です。
エージェントの利用をするのか
自分の準備可能範囲と渡航後の目的によってエージェントの利用を考える
語学学校に通う必要がない場合は自己契約することでかなりのコスト削減に!
皆さんがワーホリについて考え始めた時、一番最初のとっかかりとなるのはエージェントに話を聞く、という方が多いのではないでしょうか。
実際私もワーホリがどういったものなのか、どこの国に行けるのか、費用はどれくらいなのか、、などのイメージが湧いたのは、エージェントに話を聞きにいった後からでした。
ただ結論から言えば、人によっては利用する必要がないなと言うのが正直なところ。
例えば、自分で情報収集できる人や学校に行く必要がない人は特に自分で契約することでかなり費用を抑えられると感じます。
また、エージェントのサポートは基本的に「ワーホリ前の手続き」「入国」「学校入学とホームステイの手配」までとなります。(利用エージェントやプランにも異なると思うので注意してください。)
そのため、学校に通う必要がない方や学校に通う期間がかなり少ない方にとっては、費用とサービスが釣り合わなくなる可能性もあるのでエージェントの利用は慎重に考えてみてください。
私は入学してから何度かエージェントに問い合わせしましたが、
「直接学校に問い合わせてほしい」という返答だったため、入学してからのエージェントの必要性はあまり感じなかったかなと思いました!
また、渡航後にいろいろな方に話を聞いてみると、実際に話は聞きに行ったものの利用はせず、学校等には自分で直接登録したという方もかなり多かったです。
自分が何を求めているのか、エージェントに支払う費用と求めているものがあっているかなどを一度見直してみてください!
語学学校の期間をどれくらいにするのか
通学の目的と英語力を考えた少し短めの期間にする
語学力向上ペースを見ながら現地でも期間調整可能!
こちらは語学学校に通うことを考えている方がメインにはなりますが、
語学学校に通う期間も準備費用を大きく左右します。
もちろんどの語学学校に通うか次第で費用も異なってはきますが、それよりも期間が変わってくる方が金額に大きく関わってくると感じました。
実際にいろいろな人に話を聞くと、この期間については本当にバラバラです。というのも、ワーキングホリデーの目的と英語力によって選択が変わってくるからです。
私の場合は、ワーキングホリデーの1番の目的として「英語力向上」、次に「人脈を広げる」。
そのため期間はエージェントにも勧められた12週を選択しました。(結局3週間延長したので計15週になりました)
卒業し終えての感想ですが、私の目的には約3ヶ月の通学がちょうど良かったなと感じました。
その上でワーホリを考えている人にアドバイスしたいこと。それは、
「ちょっと少ないかな」くらいの期間で調整することです。
目的にもよりますが、ワーキングホリデーで渡航している人は実際に仕事に注力するため、短い期間で卒業している人が多かったと思います。
そして私自身、スピーキング力向上を目指し2ヶ月ほど通学した頃から、周りも同じ第二学習者と会話するよりも、仕事の中でネイティブと話した方が実際に会話で使える表現を学べるなと感じることがありました。
また、物価の高騰により早めに仕事を始めたいので、卒業予定を早めたいという相談に関して、返金等はできないというエージェントの話も聞きました。(実際に私の通っていた学校も同じような対応でした)
正直、日本でプランを組んでいる時点では、自分の英語がどのペースで伸びていくのか、どれくらいの期間が必要なのか、と言うのはわからないと思います。
反対に、通学する中で期間を伸ばすことに関しては、直接学校の受付に相談することが可能ですし、ある程度経験した上でのコース変更であれば、余計なコストがかからず納得のいくプランを立てることができるので、まずは目安の期間より短いかな、くらいの設定をするのも一つだと思います。
事前に学校期間を短縮した場合、返金等は発生するのかを確認しておくのも一つですね!
滞在場所や食事をどうするのか
学校指定のホームステイ以外や食事プランの変更
海外の生活に慣れたらコストをできるだけ抑えられるプランを探す
そして最後にもう一つ、コストを抑えるために考えてほしいポイントはホームステイの利用についてです。
こちらも語学学校に通学予定の方が多く対象になると思うのですが、大抵の学校は近隣の家庭とホームステイの契約をしています。そのため、学校に通うことを決めたと同時にホームステイの利用するかを問われることがほとんどです。
今回コスト削減のためにホームステイの利用をポイントとして挙げたのも、そもそも利用するかどうか、また食事の提供をどうするか、という点次第でかなり費用が変わってくるからです。
実際私のプランは、学校に通う週12週間全てホームステイ、加えて朝食&夕食付きのプランだったので週14食の金額込みで35万円でした。
ここでコストを抑えるための一つの案として、私の実体験から考えると学校に通っている期間丸々ホームステイ(食事付き)にする必要はないことをお伝えします。
そもそも、契約上ホームステイの家庭にお金を払うと同時に手数料としてエージェントや語学学校にも利益が上がるようなシステムなはずなので、割高になるのは当然なんですよね。
とは言っても右も左もわからない中ですぐ家探しをするのは難しいと思うので、慣れるまではプランに含まれるホームステイで生活したり、食事なしのプランがあるのか事前に確認しておくのも大事です。
また、場所にはよりますが月々600カナダドル(日本円で66,000円)ほどで住める物件があったり、ホームステイ(食事込み)専門で住まいを掲載しているサイト等もあるので、少しでもコストを抑えて生活したい方は学校指定のホームステイ以外の選択肢を考えてみるのも一つですね!
実際にワーホリに来ている人の予算はどのくらい?
私の住んでる街、カルガリーはカナダの都市の中でも比較的日本人が少ないと言われている街ですが、イメージしていたよりも多くの日本人の方に出会うことができました。
そんな方々にも実際に費用に関してインタビューをしてきたので、参考にしてみてください!
ワーホリ期間1年、語学学校6週間、30歳の予算
私の場合は語学学校の期間を抑えることでかなり安いプランにできたと思います。
と言うのも、日本での仕事でそこまで多くの貯金ができなかったので、学校に通うよりも
いち早く仕事を見つけてお金を稼ぎたい、というのが大きかったです。
ワーホリ期間1年、語学学校4ヶ月、29歳の予算
学校期間が4ヶ月と比較的長かった分費用はかかったと思います。
ただ、その分アルバータ州では誰でもヘルスケアの保険に入れることをしっていたので、
日本の保険をすぐ解約してそちらに登録することで費用を削減できたと思います。
学校に関しては友達もできてよかったですが、長い期間なので後半は少し怠けました汗
まとめ
ワーホリでの目的を明確にしてからコストを抑えられるポイントを見つける
今回は、実際にかかった費用からコストを抑えられるポイント、周りの人の金額まで紹介しましたが、結局はワーキングホリデーを利用することで自分が何を重視し、何を叶えたいのか、という目的によって抑えるべきポイントは変わってきます。
ワーキングホリデーで「何よりも仕事をして貯金をしたい」のであれば語学学校の通学期間を短くしたり、「渡航前準備は自分ですることでとにかく費用を抑えたい」のであれば初めからホームステイではなく自分で家を見つけたり。
ワーキングホリデービザとは、「観光・就学・就労、自分がしたいことがなんでもできる特別なビザ」です。そんな特別な期間を自分の納得のいく体験にできるように、上記に記載した私の実体験が少しでも役に立てば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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